テーマ11.ページ移動ナビ1を作る
ページを移動するためにはページ移動用のナビゲーションが必要です。
今回は表を利用したページ移動ナビの作成方法を紹介します。
実際の表示は
サンプルページのエをご覧下さい。
<htmlの記述例>
<table class="layout1">
<tr>
<td><a href="hp.html">HP作成トップページ<</a></td>
<td><a href="hp1.html">HP作成1</a></td>
<td><a href="hp2.html">>HP作成2</a></td>
</tr>
</table>
<htmlの説明>
tableタグにclassを指定しています。
この例ではlayout1というclassの指定です。
もちろんlayout1のスタイルはcssファイルに書かれています。
<追加説明A>
tableは表全体を示す要素です。
trは表の行を示す要素です。
tdは表のセルデータを示す要素です。
上記の例では、tableの中にtrが一つあります。
そして、そのtrの中にtdが三つあります。
これは、三つのデータが横に並んだ一行の表だという意味です。
<cssファイルの記述例>
.layout1 {
margin-right: auto;
margin-left: auto;
border: 1px solid #ff9933;
border-collapse: collapse;
border-spacing: 0;
background-color: #ffff66;
}
.layout1 td {
padding: 0.1em 0.5em;
border-right: 2px solid #ff9933;
border-bottom: 2px solid #ff9933;
}
.layout1 td a {
text-decoration: none;
}
.layout1 td a:hover {
left: 1px;
top: 1px;
position: relative;
}
<cssファイルの説明>
margin-right: auto;
margin-left: auto;
この二行で表全体が中央になる
(これはテーマ5で出てきましたね)
layout1 { border: 1px solid #ff9933; }
表全体の外枠の線の太さ、種類、色を指定
(これはテーマ6で出てきましたね)
border-collapse: collapse;
隣接するセルの枠線を重ねて表示する
border-collapse:separate; にすると枠の間隔をあけて表示する
border-spacing: 0;
隣接するセルの枠と枠の間隔を指定する
border-collapse:separate; の場合のみ必要
background-color: #ffff66;
表全体の背景色を指定
td { padding: 0.1em 0.5em; }
セル内の余白を指定
td { border-right: 2px solid #ff9933; }
td { border-bottom: 2px solid #ff9933; }
この二行でセルの右と下の枠線を指定
text-decoration: none;
リンクのアンダーラインを無くす
(これはテーマ7で出てきましたね)
left: 1px;
top: 1px;
position: relative;
この三行でマウスオーバー時に文字が右下に動く
標準の位置より左から1px、上から1px動かした位置に表示される
<追加説明B>
リンクのアンダーラインを無くした場合、リンク部分が判別しにくくなります。
そのため、上記の例ではマウスオーバー時に文字が動くようにしています。
このように、a:hoverで特別な指定をしておいた方が無難です。
アンダーラインを復活させたいなら、text-decoration:underline;
文字を太字に変えたいなら、font-weight:bold;
文字を斜体に変えたいなら、font-style:oblique;
簡単にできますので、何らかの指定をするよう心掛けて下さい。
以上のような方法で、表を利用したページ移動ナビを作成することができます。