テーマ4.不要な余白を無くす
特にスタイルを指定しなかった場合、不要な余白ができることがあります。
今回は不要な余白を無くす方法を紹介します。
<htmlの記述と説明>
htmlファイルに記述する必要は一切ありません。
<cssファイルの記述例1>
body {
padding: 0;
margin: 0;
}
<cssファイルの説明1>
padding: 0;
margin: 0;
この二行をbodyに記述すると、全体の周囲の余白が無くなる
marginもpaddingも0にすることによって、ほぼ全てのブラウザで可能
記述しないと、勝手にmarginとpaddingに初期値が入ってしまう
この初期値はブラウザごとに設定されている
逆に、大きな数字を記述すると、全体の周囲の余白が大きくなる
<追加説明A>
paddingとは、枠の内側の余白
marginとは、枠の外側の余白
枠はpaddingとmarginの境目にあり、borderと呼ぶ
つまり、中身の外側にpadding、paddingの外側にborder、borderの外側にmargin
<追加説明B>
数字を1つ指定した場合は、上下左右の一括指定
数字を2つ指定した場合は、上下と左右の指定
数字を4つ指定した場合は、上右下左の順番で指定
つまり、margin:0;は、上下左右の枠の外側の余白を一括で0に指定している
<cssファイルの記述例2>
img {
vertical-align: middle;
}
<cssファイルの説明2>
vertical-align: middle;
この一行をimgに記述すると、画像の上下の余白が無くなる
(本来は画像を行の中心に揃えるためのもの)
記述しないと、一部のブラウザで余白ができてしまう
複数のブラウザでチェックすることは大切かも
以上のような方法で、不要な余白を無くすことができます。